第61回NHK紅白歌合戦 出場歌手


紅組白組
aiko (9)嵐 (2)
アンジェラ・アキ (5)五木ひろし (40)
いきものがかり (3)HY (初)
石川さゆり (33)EXILE (6)
植村花菜 (初)NYC (2)
AKB48 (3)加山雄三 (17)
川中美幸 (23) 北島三郎 (47)
クミコ (初)郷ひろみ (23)
倖田來未 (6)
コブクロ (6)
伍代夏子 (17)SMAP (18)
小林幸子 (32)TOKIO (17)
坂本冬美 (22)徳永英明 (5)
天童よしみ (15)AAA (初)
DREAMS COME TRUE (14)氷川きよし (11)
中村美律子 (15)FUNKY MONKEY BABYS (2)
西野カナ (初)福山雅治 (3)
浜崎あゆみ (12)flumpool (2)
Perfume (3)細川たかし (34)
平原綾香 (7)ポルノグラフィティ (9)
水樹奈々 (2)森進一 (43)
水森かおり (8)遊助 (2)
和田アキ子 (34)L'Arc~en~Ciel (4)

()内は出場回数

今年もこの時期にまで来たら、紅白歌合戦の出場歌手発表となるわけですが、
今回は一刀両断シリーズ(前回は新語・流行語)の第2弾、今年の紅白歌合戦をビシバシと批評!!

まずは、6連覇を目指す白組を一刀両断!!

白組一番の衝撃は美川憲一がまさかの落選!!
今年は『さそり座の女』が聞けない!
電飾まで取り付けるまでの超豪華衣装が見れない!
紅組・小林幸子との衣装対決が今年は見れない!

早くも視聴率ダウンのポイントが出てしまいました。

この紅白歌合戦の出場歌手選考には、6つある。
1.今年の活躍
2.NHKへの貢献度
3.世論の支持
4.番組の企画
5.演出との合致
6.将来性

の6つ。

多分、美川憲一落選の原因は、1番、4番と6番が合わなかったと思う。
今年の紅白は放送時間短縮に伴う、出場歌手の枠削減という今までとは厳しい紅白という現状に達してしまった。
美川憲一は確かに幅広い世代から人気であり、知名度が高い歌手である。
しかし、活躍がNHKからの視点では人気度が紅白出場の領域にまで達していなかったのかなと思う。
僕だったら、彼と小林幸子無くして紅白歌合戦は始まらないと思う。
この二人の豪華衣装というのは小学生の時から見ているから。
紅白と来たら、美川憲一VS小林幸子の衣装対決というイメージが全国民に浸透しているからね。
恒例の見どころを欠けてしまうとなると、紅白の面白みもなくなる。

あと6番についてだが、美川憲一の歌といったら『さそり座の女』というイメージが非常に高い。
ちなみにこの『さそり座の女』は紅白で4年連続で通算で7回も歌っていることがわかった。
おそらく、マンネリ化を危惧したのではないかというイメージが僕にはある。
『美川憲一出場で歌う曲は"さそり座の女"で決定』というイメージをNHKはちょっとなくしたかったというところもあったんじゃないかなと感じる。

あまり、ミックスを変えてでも実質、同じ歌を何年連続で歌うってのは、ちょっとアーティスト自身としてもマンネリズムを覚え、心情としてはアーティストとしての価値観に苦しむことは間違いないだろうな。
紅白に対する苦しみを抱えながら、後に出場オファーを受けても、出場辞退するという流れに発展しそうなんだよね。

美川さんの将来であり、紅白の将来性や方針を考えると、落選せざるを得なかったことだろう。
NHKは『泣いて馬謖を斬る』ようなことをしてしまったことだ。


美川さんの話に行きすぎた。
他のアーティストにも一刀両断せねば。

白組は加山雄三、郷ひろみ、L'Arc~en~Cielの出演というのが一番の的。
郷ひろみは、新曲「僕らのヒーロー」がNHK「みんなのうた」に登場、55歳になった直後の10月にNHKの音楽番組「SONGS」が放送されたことでNHKへの貢献度があったことでもあり出場が決定。
L'Arc~en~Cielは今年の2月に行われたバンクーバーオリンピックのNHKでの中継テーマソングになったことで10年ぶりの出場が決まったと。

この2アーティストは、NHKへの貢献が出場決定へと繋がったわけだね。
むしろ、世論の支持も多いわけだし。

加山雄三がなぜ選出されたかは、来年、加山雄三主演の映画「若大将」シリーズが50年という節目もあったことで出場が決まった。
こちらは、一つの映画作品のヒットがあったことで今日までやってこれたと。
若大将シリーズは特に年輩の人がよく知ってることだからね。
若い自分でも映画のタイトルであり、シリーズは知ってる程度。
大ヒット映画シリーズなわけだから、50年という節目で出場というのは決して悪くはない。


ポルノグラフィティの出演なんだが、正直最初は出場は無いと思った。
今年は横浜アリーナで年越しライブを行うことで、ポルノ自信としてはこのライブに集中するのではないかと見ていた。
本来、そこで桑田佳祐が年越しライブをする予定だったが食道がん手術に伴い、音楽活動休止。
ポルノグラフィティが急遽代打というような形で開催するということに。
出演は横浜アリーナから中継でしょうね。

HYとAAAの紅白出場は意外だな。
正直、かつてはファン(現在はファン引退状態)のAAAがデビュー5年目で出場決定。
てか、なぜオレがAAAのファンを引退状態になってしまったかというと、デビュー当時に在籍していた後藤友香里の脱退。
ちょっと、華が無くなったってのか・・・自然と引退状態になっていた。
別に今は嫌いっていうわけではないので。

今回の決定でアーティストとして成長したなという印象を受けます。

HYは、ちょっと、う〜ん・・・だな。
今年の1月に発売されたアルバムは売れたことは売れたのだが、
HYの公式サイトでメディア出演情報を見ると、NHKの番組に出ているんだよね。
出てるけど、全国放送は1回
あとは九州沖縄地域のNHKのみでいわばローカルと。

地位はインディーズでありながらも、過去の実績と人気度から見ては上げてはいっているわけでもあるし。

ただ、NHKってのは公共放送である上、健全な番組が多い。
HYの楽曲の歌詞は良いという声を聞くのだが、多分それが出場のアドバンテージとなったのか。
紅白歌合戦は公共性というのも実は重要視しているとか。


2年連続出場となった福山雅治。
これは文句ないでしょ。
NHK貢献度No1アーティストですし。
この大晦日まで"龍馬伝"の主役としてNHKに君臨するようで。
去年は、中継での出演となったが、今年はNHKホールで歌ってもらいたいもんだよ。

特に心配なのは遊助。
去年はまだ良かったほうなんだが、今年は何気に不安。。。
『ミツバチ』を歌うという可能性が高い。
あの曲、結構酷評している人が多いみたいだし。
世間では割と許してない人も多いとか。。。

てか、紅白で歌う曲はNHKが決めるから、NHKは遊助に何を歌わせるのか。
まだ『ひまわり』か『ライオン』のほうがいいと思います。
それだったらまだ世間は許せる範囲・・・でしょうか。

あと、美川憲一のほかに、
人気、かつ注目アーティストでありながらも不出場となったゆず、レミオロメン、BUMP OF CHICKENとかなんだが、
まず、BUMP OF CHICKENはやっぱり自分なりのやり方を通したみたいで。
プロモーションとか演奏とかで地上波テレビには基本的に出演しないわけですし。
これで出たとなると、BUMP OF CHICKEN自体に色んなテレビ局から出演のオファーが飛び出し、かえって迷惑になることだってあるかもしれませんし。
今後の彼らの活動にも影響出るかもしれませんし。
紅白で歌う姿、演奏する姿を見たいというファンは多々いると思うが、BUMP OF CHICKENのためにも出ないことには受けとめてほしいな。
僕もBUMP OF CHICKENのファンだったら、無理に出る必要は無いと僕は言いたい。
BUMP OF CHICKENなりの音楽活動をしたいのであれば、僕はそれでいいと思う。

あと、ゆずが出ないってのも残念だなぁ。
なんか、噂では現在、来年リリース予定(?)のアルバム製作に取り掛かっているため、年末年始にかけて創作活動に没頭したいということで落選というより辞退するという形になったって聞いたんだが。。。

まぁ、来年の紅白に期待しましょ。

白組への批評は以上。
ネクスト、5年連続優勝を逃している紅組。

一番の目玉は植村花菜。
社会現象となった『トイレの神様』を引っ提げての出場が決定。
紅白本放送ではノーカット約10分フルコーラスで歌う可能性が大みたいで。
彼女がV奪回への大きな切り札となりそうな感じがしますかね。
必ず、紅白歌合戦には優勝への切り札となるアーティストは存在しますからね。

例えば、僕なりの視点では、
平成20年・Mr.Children『GIFT』で白組優勝

平成15年・SMAPの『世界に一つだけの花』で白組優勝(確かその年完封勝利だったような)
平成14年・中島みゆきの『地上の星』で紅組優勝

ぐらい。

もしかしたら、植村花菜も中島みゆきみたいな例もあるかもしれないと見ている。

でも、ただ残念なのは、紅組の顔ぶれを見ると、あまりインパクトが無い。
出演歌手がマンネリ化している。
まぁ、演歌とかポップスとかの枠が紅白にはあるわけだが、変化なしだね。

ちょっとこういう点においても視聴率として出るんだよなぁ。

ただSuperflyが出場しないというのはNHKにとっては残念だったはず。
彼女もNHKのサッカーワールドカップ中継のテーマを歌ってNHKに貢献しているのに。

あと、年内いっぱいで無期限音楽活動休止となっている宇多田ヒカルが今年も出場辞退。。。
これも残念だ。。。
出場となれば、優勝への切り札は一発当確だったはず。
人間活動に向けての最後の準備の一日としたいのでしょうかね。
復活した際は、中継でもいいから紅白で歌う姿見てみたいものだ。

たくさん批評したかったんだけど批評の仕様が無いんだよなぁ。。。
最後になるけど、小林幸子。
小林幸子は紅白ではどんな姿で歌うのかが気になるなぁ。
ここ毎年、美川憲一と豪華衣装対決とかで世間の注目を集めていたけれど、今年はそれが見れないから。

おそらく小林幸子としては美川憲一の豪華衣装無くして、自分も豪華衣装は着れないことだろう。
むしろ、美川憲一のいない紅白で豪華衣装は着たくないだろうし、着れないだろう。

多分、今年は今年で着用見送りという可能性もあるな。
自分だけ豪華衣装ってのはさすがに小林幸子はできないだろう。

ただねぇ、あとで分かったんだけど、
NHKは美川憲一VS小林幸子の豪華衣装対決なんて意識は全くなかったとのこと。

これを知ったオレ、

ega3

受信料、全国民に返せ!!ゴルァ!!

おまけに受信料もHRWNZ!!ゴルァ!!


※HRWNZ=偶数文字列目に母音A、I、U、E、Oのどれか一つをいれると何と言ってるのかが分かります。
あと、上記の画像はあくまでイメージです。

国民の楽しむを奪うとは、、、
全くNHK、選考が軽率過ぎる!!

ega3

大晦日は、紅白見るより民放見ろ!!

紅白なってぶっ潰せ!!



※あくまで上記の画像はイメージです。


両軍の批評は以上。

では、最後に今年の優勝予想。

今年の紅白歌合戦優勝予想。

優勝するのは・・・

白組!!



特にポップス系アーティストは何を歌うかはイメージできてるし。
なんか、紅白って歌で競うどころか顔ぶれで決まるようなイメージもある気がするんだが。。。

下手したら、紅白歌合戦から紅白"顔ぶれ"合戦となってしまうよwww

そーいや、今年も紅白で去年の矢沢永吉みたいなサプライズはあるのかどうか。

噂ではNHKへの貢献度が高い佐野元春が出るんじゃないのかと。

矢沢永吉が出たときなんかは、NHKホールが大喝采だったからな。
てか、矢沢永吉が出たおかげで今年、結構CMとか出まくってるし。
こういうところでも紅白効果ってのか。

12月になれば出場者による歌唱曲が発表される予定。
楽しみにしておこう。